キューバ2日目(食べたぜペソピザ)


キューバには、[2つの通貨制度がある]わけだが、そのうちの人民ピザで食べられる格安のピザがある。誰が呼んだか通称「ペソピザ」である。ペソピザの評判は中の下、あるいは下の上といったところ。5〜10ペソ程度(15〜30円)で食べられるという代物なのだ。噂に聞くこのペソピザがどんなものか、2日目にしてさっそく食べに行った。

町を歩くと発見!「Pizza de queso(ピサ・デ・ケソ)」が10人民ペソ(32円)で売ってるではないか!早速注文してみた。路上に面したカウンターだけのお店で、客は注文した食べ物をその場で食べるかわしづかみにして持ち帰るのが正式礼法のようである。

出てきたピザはこちら、直径は20cmくらいあって大きい

ついでに頼んだレフレスコ(ジュース)は2人民ペソ(7円)

味はと言うと・・・まずくない。チーズがひかえめなゴートチーズといった感じだ。ゴートチーズが苦手な人はキューバのチーズ食を根本的に受け付けないだろうという懸念はある。ただ、「何かが足りない」というのイメージがつきまとう。何かが足りないのだ。

夕方には5ペソでピザを頼んだが、こちらは失敗。おいしくなかった。

人民ペソで食べられるのはピザだけではない。

3ペソのドーナツ

5ペソの揚げ物砂糖かけ

10ペソの大量クッキー

10ペソのハムパン

1ペソのエスプレッソ

10ペソのハムチーズパン

ただどれもこれも「何かが足りない」という印象だったのだが、いろいろと食べるうちにそうではないことに気がついた。

「余計なものが入っていない」のだ

塩も砂糖も油も、すべてが控えめ。化学調味料の類も一切入っていないと思われる。企業努力やカイゼンといった概念がまったくないだろうこのキューバで、利益を上げるために不健康なものを入れて味を良くしたり、あるいは材料を偽って売ったりする事もないのだろう。ただ粛々と、淡々と、素朴な材料で決められた分量を作って出すだけなのだ。

そういえば、ペソフードのメニュー(店先かカウンターにおいてある)には、値段と一緒にかならず分量(グラム数)が書いてあるのだ。これはかなりの衝撃だった。社会主義の匂いがぷんぷんしてくる。

総括

ペソピザはまずくない。場所によってはうまい。何かが足りないが、逆に言えば余計なものが入っていない。食べ続けると健康的にやせること間違いない。もちろん、安いからと言ってピザだけを食べ続ける偏食はやめよう。カーサで食事をすると、たいがいはフルーツをてんこ盛りしてくれる。ペソピザばかりだと野菜が採れないので注意。

りょう の紹介

東京都品川区で生まれ育つ。サービス業、ホステスクラブ、海外ボランティア駐在員、レストランバー、コンピュータ会社などを経て独立開業。2011年から休業し、夫婦で1年ちょっとの世界一周へ。現在は帰国してイクメン父上に勤しむ。好きな食べ物はナス。言語や歴史に興味あり。コンプレックスは字が汚いこと。好きな言葉は「とりあえずビール」でポッドキャストでは世界のビールを飲み歩く「Beer the World(ビーアー・ザ・ワールド)」を担当。
カテゴリー: キューバ, ラ・ハバナ タグ: , , パーマリンク

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