プノンペン近郊のローカルリゾート「キーンスワイ」でピクニック


バックパッカーはプノンペンという町に長居しない人が多い。

現に俺が初めて来た10年前もたった1泊だけしてサイゴン入りしてしまった。1つはポッドキャストでも話した治安の問題(過剰な悪評)があるのかもしれない。

ベトナムから入った人は早くアンコール遺跡群が見たいかもしれないし、シェムリアップから入った人はもうアンコール遺跡でお腹いっぱいという人も多いはず。

プノンペンで見る物を考えてみると
プノンペンでしか見られないのは:王宮、王立博物館!(代表的な)キリングフィールド、ツールスレン収容所くらいか
シェムリアップでも見られるのは:アプサラダンス、スバエクトーイ(影絵)だろうか

そんなプノンペンにも地味でローカルな穴場的観光スポットがある。それは Kien Svay(キーンスワイ、みたいな発音)と呼ばれるメコン川沿いのリゾート(笑)だ。厳密にはプノンペン特別市の外にあるがそれは内緒にしておく。

プノンペンっ子は休みの日に街の喧騒を抜け出してメコン川沿いの水上コテージ(かなり簡素)でハンモックに揺られながらまったりするのが好きだ。チト古いタイプの休日の過ごし方かもしれないがまだまだ人気はあると思う。

ただしここ、カンボジアらしくないぼったくりの聖地でもある。外人はもとよりカンボジア人でもぼったくりを仕掛けられるので注意して行くべきだ。メコン川沿いの場所ならまだ大丈夫かもしれないが、そこからさらにボートに乗ってメコン川に浮かぶ島に上陸してそこでコテージを借りた場合はぼったくり率(略してぼったく率)が高まる上、払わないと対岸に返してもらえないという状況に置かれるので俺はお勧めしない。ぼったくり額も50ドルとか80ドルとか平気で行ってくるので注意。

さて、肝心の交通手段はセントラルマーケットからローカルバスが出ていると聞いたので探してみたが、ローカルバスを探しているとバイタクやトゥクトゥクドライバーに完全包囲されてうまく探せない。バイクや車じゃなくてローカルのバスで行きたいから放って置いてくれとカンボジア語で丁寧かつ強く言っても相手はスグには諦めない。電気屋さんのお兄ちゃんに聞いたがそんなバスはないと言われてしまう。うーむ、情報源はロンリープラネットだったが。

結局、選択肢はホーチミン行きのバスに乗って途中下車(5ドルもする!)かバイタクorトゥクトゥクになる。前者は高すぎるし、後者で5ドル以下に下げられたとしても連れて行かれる店がまともかどうかわからない。さらに帰りの交通手段も確保しなければならない。

ここは一つ、バイクをレンタルしようということに。ガイドブックを開くとモニボン通りにバイク屋さんがある。ホンダ式マニュアルで24時間5ドルというからリーズナブル。

さっそくレンタルして(要パスポート)向かった。

Kien Svayはプノンペンの中心から15kmほどのところにある。プノンペン南側にあるモニボン橋を渡り、そのまま道なりに国道一号線をホーチミン市の方に向かっていくところにある。一号線はメコン川とほぼ平行に走っていて、国道から川の方、プノンペンを背にした状態で左の小道に入って100mか200mほど行くと川沿いにそうした”リゾート”を提供する場所がある。

川の上に木の桟橋を組んで、奥に小屋がある。

 

 

売り込みの激しすぎない店に入って値段を聞くと。小屋のレンタルは5000リエル(1.25ドル)という。コーラは2000リエルなのでかなり普通の料金だ。よしここにすると決めて、念のため値段を再確認。「ムイマオン、プランポアン?(一時間で5000リエル?)」と聞いたら「ムイトゥガイ、プランポアン(1日5000リエル)」と言われた。安い!もちろん1人でも2人でも同じ5000リエルだ。

あてがわれたスペースはこんな感じ。

来る前に食事をしていたので飲み物だけを注文した。

氷は衛生氷(タッコー・アナマイ)を頼んだが、かなり普通のバケツに入って出てきたのでペットボトルの水で外側を軽く流してから使った。

小舟に乗って物売りのおばちゃんが来るが、めぼしい物がないのでパス。別の船が来て対岸へ行かないかと言われたがこれも「行きたくない」とはっきり断った。

2件先には家族連れがいるだけで、ほかに客はいない。隣の店には10人弱ほどの若者が楽しそうにはしゃいでいた。

日陰でハンモックに揺られながら、メコン川の流れを見ていると本当に気持ちがいい。このぼーっとした時間はプライスレス。

のんびりしてるなー。

隣の店は若者で大盛り上がり。川に入る人もいた。

トイレはかなりの田舎仕様なのであまりきれいではない。キッチンも清潔とは言えないが火を通した料理ならそこそこいけるとは思う。もう少し高くてきれいなところに入るのもよいかもしれない。

夕方前になると雲行きが怪しくなった。近くの家族連れも若者集団もそそくさと帰って行くのを見てもうすぐ雨が降るなと確信。

うちらもお会計を済ませ(たったの1万リエル!)バイクでプノンペンへ向かう。独立記念塔を過ぎたあたりでぽつぽつと降り出したので近くのカフェで雨宿りした。

バイク24時間5ドル
キーンスワイ2.5ドル

りょう の紹介

東京都品川区で生まれ育つ。サービス業、ホステスクラブ、海外ボランティア駐在員、レストランバー、コンピュータ会社などを経て独立開業。2011年から休業し、夫婦で1年ちょっとの世界一周へ。現在は帰国してイクメン父上に勤しむ。好きな食べ物はナス。言語や歴史に興味あり。コンプレックスは字が汚いこと。好きな言葉は「とりあえずビール」でポッドキャストでは世界のビールを飲み歩く「Beer the World(ビーアー・ザ・ワールド)」を担当。
カテゴリー: プノンペン, カンボジア タグ: , , パーマリンク

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