グアテマラ・アンティグアの治安とかいろいろ


つい先日、語学学校に通っている友達が強盗に会ったのでアンティグアの治安について感じたことを書いておきたい。

アンティグアの治安はいいのか?

バックパッカーを相手に一言で言うなら「良い。ただし緩みすぎに注意」と答えたい。パッカーでない人には「普通に危ない」と答えるだろう。

犯罪統計的には最悪のグアテマラだが、その犯罪のほとんどは首都のグアテマラシティで起きている。それも容赦ない凶悪犯罪が多いのだからぞっとする。ここアンティグアは世界遺産にもなっている町で、観光警察が多いこともあって基本的に平穏で治安はいい。

「ただし」と続くのがお決まりの流れである。ただし緩みすぎには注意である。

当たり前のことだが忘れがちなので自戒の念を込めて書いておく。大前提として「悪い奴らはいつもその辺にうようよいる」ということ。アンティグアで事件が頻発しないのはそいつらが手を出せないだけ、旅行者が注意しているだけ、観光警察が見張っている(はず)なだけで、「悪い奴らはいつも近くにいる」を原則とするべきだと思う。

夜に出ること自体は危険ではないと思うが、人通りの多いところ、明るいところ限定での話だと思う。基本的に町外れは暗かったり人通りが少なかったりして悪い奴らが行動しやすくなる。

十字架の丘(エル・セロ・デ・ラ・クルス)

アンティグアを見渡せる小高い丘がある。セロデラクルスと呼ばれている。昔はここで強盗が頻発していたらしいが、今はそんなことはない。昼間は警察がなんとなく屯しているので危険は少ない上、数人のグループで行くならかなり安全だ。警察は朝から夕方までしかいないのでそれ以外の時間帯はグループであろうと登らない方がいい。丘の反対側にも家が多くあってここには組織的に強盗を働く若者集団がいるらしい。丘周辺の強盗はこいつらの仕業ではないかと学校の先生が言っていた。

十字架の丘に登る入り口の付近は夜になるとライトが少なくて結構暗くなる。昔から強盗頻発地帯なので、住民がライトを付けるよう行政に言っているらしいがずっと付かないままだという。語学学校の友達(男1人、女1人)は、まさにここで強盗に遭遇した。強盗は2人組で待ち伏せをしていたらしく、人が全くいなかったわけではないのに!「バッグをよこせ」と言ってきたらしい。急だったこと、別のことを考えていたこと、強盗が何を言っているのかとっさに分からなかったことからすぐバッグを渡さなかったため、強盗は彼を殴り、彼は道の脇にある溝に落ちたという。女の子は逃げたがエアガンで撃たれ、バッグを取られそうになった。女の子が叫んだため、近くのおじさんが警察を呼んでくれた(らしく)、強盗はバイクで逃げていったという。エアガンで良かった。グアテマラの事情を考えると、本物の銃であっても何ら不思議ではない。レプリカやエアガンよりも本物の銃の方が多い国だと思う。

夜中の帰りルートを決めておくこと。

暗くなってからの帰りルートを事前に決めておくべき。人通りや店の数をあらかじめ調べて人気が少なくなる道は避けるべし。遠回りになってもかまわない。ほとんどの行動範囲で明るい道だけを選んで動けるはずだ。

脅かしたつもりはないが、それでもアンティグアは安全な方だと思う。これだけ多くの日本人長期滞在者(そして在住者)がいて聞こえてくる事件は少ない。ただし気は抜かないように注意したい。

りょう の紹介

東京都品川区で生まれ育つ。サービス業、ホステスクラブ、海外ボランティア駐在員、レストランバー、コンピュータ会社などを経て独立開業。2011年から休業し、夫婦で1年ちょっとの世界一周へ。現在は帰国してイクメン父上に勤しむ。好きな食べ物はナス。言語や歴史に興味あり。コンプレックスは字が汚いこと。好きな言葉は「とりあえずビール」でポッドキャストでは世界のビールを飲み歩く「Beer the World(ビーアー・ザ・ワールド)」を担当。
カテゴリー: グアテマラ, アンティグア タグ: , , , , パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

WP-SpamFree by Pole Position Marketing