タカ航空にて
グアテマラのグアテマラシティ発、
コスタリカのサンホセ経由、
キューバのハバナ着
チケットはタカ航空のサイトで取得、片道で540ドル程度
出国は同じくタカ航空で、サンサルバドル経由、ボコタ経由、リマ行き
到着まで
グアテマラのアンティグアを朝の4時に出発し、まだ日が昇る前にグアテマラシティのラ・アウロラ空港へ。パスポートコントロールをくぐる前に少し休みながら、グアテマラの夜明けを見た。後にも先にも2か月以上も滞在する国はここグアテマラだけだろう。さよならグアテマラ。心の中でグアテマラの朝日に別れを告げてイミグレを抜ける。搭乗ゲートを確認した後、近場の免税店をウロウロする。ちょっとした買い物を済ませてから搭乗ゲートに戻るもなかなかボーディングのアナウンスがない。まさか遅れているのだろうか、サンホセの乗り継ぎは1時間しかないのだ、遅れないで欲しい。しかしよおぉぉく見てみると、搭乗ゲートを間違えていたことに気づく(笑)。すでにボーディングタイムを過ぎて、離陸の15分前だったが走ってゲートに行ってなんとか機内に滑り込んだ。
不吉な前兆か。。。
サンホセでツーリストカード取得
コスタリカでの乗り継ぎは1時間待ち。ゲート変更があったりツーリストカード(キューバのビザのようなもの)を購入しなければならなかったりで、いろいろと面倒(空港職員が異常に無愛想かつ冷淡でびびる)だったが、15米ドルで無事にカードも購入してハバナ行きに乗ることができた。
サンホセでのツーリストカードはUSドルで買っておつりもUSドルでくれる。このカードはボーディング前に記入しておかなければならないらしい。ツーリストカードはキューバ入国に必須で、なくすと再発行できないらしい。カナダから入る場合は機内で配ってくれるとのこと。メキシコのカンクンで航空券を手配すると、航空券代にツーリストカードの料金が含まれているという噂も聞いた。最悪の場合、ハバナの空港でも買えるようだが、カードを切らしているというキューバらしい事態も十分に想像できるので事前の取得が無難だ。
親指を立てるデナーダ
ハバナ行きの機内では、おそらくキューバ人と思われる白髪のダンディスチュワートがいた。乗客にきれいな英語で(声もしぶい!)「上のコンパートメントに収まりきらない荷物はシートの下にいれてくれないか?」と言って乗客の荷物収納を手伝っていた。乗客が「グラシアス(ありがとう)」と言うと、親指を一本立てた「グッド!」のジェスチャーでウィンクをしながら「デナーダ!(まかせとけ!)」と返していた。ガムを噛みながら仕事をするわ、離陸前の緊急時のインストラクションでも笑顔を見せて白い歯がこぼれるわで、キューバに対する期待は高まるばかり。親指を立てながらウィンクをした「デナーダ」はこの後のキューバ滞在中にも何度か目にすることになる。
はたして、キューバは俺の期待をことごとく上回ってくれるのだった。
>>キューバ1日目(最初のキューバショック)