こんにちは。
ヒゲを剃ったらそこだけ日焼けしていないことがわかったミルキクタベルの旦那です。
カンボジアには、「金持ちの道楽宿」と呼ばれるホテル・ゲストハウスがある。
今回、この手の宿に泊まったので潜入捜査の結果をご報告したい。
金持ちの道楽宿は、次のような特徴がある
・掃除は行き届いている
・ゴージャス感を出そうとしている
・客が少ない or いない
・従業員がだらだらしている
・クオリティの割に安い!
今回泊まった宿はここ
Than Suor Thmey ホテルまたは New Than Suor ホテル。
ファンルームで6ドル(480円)だ。
もちろん2人で。
カンボジアでは6ドルの宿なんていうのは珍しくない。
が、驚くべきはその内容である。
この部屋をみよ
無駄に広い。そしてきれいだ。
ベッドが二つあり、一つはダブルになっている。テレビも見られるし、追加料金を払えばエアコンも回る。
浴室がこれ。
なんと!2人で480円なのにバスタブがついているじゃないか!
シャワーもちゃんとでるし、歯ブラシや石鹸もついている。
きれいなタオルもあれば
これもある
ルームサービスも利用できて、たとえば1.5ドル(120円)でボリュームのある牛肉チャーハンとか出てくる。部屋に持ってきてくれる。おかしくね?カンボジアでは1.5ドルでボリュームあるおいしいチャーハンが出てきてもおかしくないんだが、ルームサービスだぜ?
各階のラウンジみたいなところには、木製のいすや彫刻がならんでいる。誰もいないのに無駄に金がかかっている不思議。
こんなものも
っていうか、そもそも話として客がいない。
なのに、ロビーでは大量の大理石の彫刻が売られている。
従業員はひがな一日、ごろごろしながらテレビを見ている。給料いくらなんだろう。たぶん、というか絶対に仕事における悩みはないな。
ちなみにこの宿、まだ工事中。できあがった部屋から順番に客が泊まれるようになっているんだろう。
バスを降りたら、川や橋を右手にみながら国道5の反対側をみると
この看板
今、カンボジアにはお金が余っちゃって余っちゃってしょうがないという人たちがいる。こういった人たちの中には、なんか雰囲気でホテルを建てる人がいるんだそうだ。余っちゃってるなら仕方ないよね。
ひょっとしたら「俺、ホテルを経営してるんだ」というのがいわゆるひとつのステータスなのかもしれないいい。
にしても客いない・・・