カンボジアの路上で乗り合いバン・タクシーを捕まえる方法


こんにちは。
メガネのフレームが壊れて修理したら、ヨン様みたいなメガネになってしまったミルキクタベルの旦那です。


需要があるかどうか分からないけど、今回はカンボジアの路上で乗り合いバン・タクシーを捕まえる方法を紹介したい。

「前置きは要らないのでとっとと本題に入れ!」という方は「本題」を先に読んでほしい。

このエントリを読む必要がない人

カンボジアを旅行するといっても、スタイルはさまざま。バンコクからシェムリアップ、またはサイゴンからプノンペンに入り、大都市・観光地のみを移動する人は読まなくても大丈夫。
シェムリアップ、バッタンバン、プノンペン、シハヌークビルあたりには大型のバスがばしばしつながっていて、距離を考えれば十分に安い。

路上で乗り合いバン・タクシーを捕まえる意義・必要性

たとえば、中規模・小規模の町を移動する場合、そもそも大型のバス乗り場がないかもしれない。
また、バス乗り場・チケット売り場があったとしても、料金は全行程乗った場合と同じになる。たとえば、バッタンバンからプノンペンまで6ドルかかるバスの場合、途中のポーサットから乗って次のコンポンチュナンで降りた場合でも同じ6ドルを取られることも多い。たまに多少のディスカウントをしてくれる場合もあるが、距離と料金を考えると損した気分になる。たとえば、プノンペンからシハヌークビルまで行くのに全行程で5ドル。2時間先のコンポンスプーに行く場合は4ドル・・・とか。

大型のバスは、午前中始発のものが多い。ルートと時間の関係上、大型バスに乗るのが難しい場合もある。たとえば、バッタンバンからプノンペンに行くバスは、午前中からお昼過ぎにかけてたくさんのバスがバッタンバンを出発する。プノンペンの少し手前にあるウドンでプノンペン行きの大型バスに乗りたければお昼前後から午後にかけてでないと捕まらないだろう(つまり早朝に乗りたくても大型バスはまだそこにたどり着いていない)。

さて、実際の方法

まずは国道に出てバン・タクシーを探そう。

バンの方が安い。ただしマメに停まって人を詰め込む傾向にある。タクシーの場合、後部座席4人、助手席2人、運転席に運転手以外を1人というのが基本的なマックス定員である(常にこうなるとは限らない)。

荷物をしょったり、地面に置いた状態できょろきょろしていればまずオーケー。

怪しげに辺りを見回す

遠くをにらみ続けると

バンが来た!

物欲しそうに手を挙げると

減速して停まってくれる

この後、ドライバーに行き先を告げよう。不安な場合、地名をカンボジア語で書いておくと良い(誰かに頼めば書いてくれる)。

次に値段交渉だ。ある程度の相場はあるが、最終的には交渉で決まる。時間帯や目的地、そのバンがどれくらい混んでいるかによっても多少は左右されそうだ。まっすぐな国道であれば40キロ(1時間)で5000〜7000リエル(約1〜2ドル)を目安にしよう。

値段交渉の際、2万!と言われてすぐに1万5千に下がるような場合、かなり適当に吹っかけて来ている可能性もある。バンはたくさん走っているのでせっかく停めた場合でも納得いかない料金であれば、断って次のバンを探せば良い。相場感覚もつかめてくると思う。

タクシーの料金はバンより少し高くなる。時間が遅かったり、メジャーなルートでない場合は距離の割に結構高く付くこともある。

市場などで客探しのために停まる

スナック類には困らない

荷物は積み放題ッ!

バックパックごときの荷物では追加料金は無い。さすがにバイクを乗せる人は結構高い値段を取られているようだった。

かなり吹っかけてくる人もたまにいるが、基本的には普通のプライスを提示してくれるので身構えすぎないように注意したい。乗らない場合は「ソムトー」っと言って謝ればよし。ほかのカンボジア人も交渉成立しなければ乗っていない。

以上。

 

りょう の紹介

東京都品川区で生まれ育つ。サービス業、ホステスクラブ、海外ボランティア駐在員、レストランバー、コンピュータ会社などを経て独立開業。2011年から休業し、夫婦で1年ちょっとの世界一周へ。現在は帰国してイクメン父上に勤しむ。好きな食べ物はナス。言語や歴史に興味あり。コンプレックスは字が汚いこと。好きな言葉は「とりあえずビール」でポッドキャストでは世界のビールを飲み歩く「Beer the World(ビーアー・ザ・ワールド)」を担当。
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