コンポンチャムは、メコン川の上流を正面に見て左側にある。
宿情報、食事情報、観光情報を軽く書いておく。
ゲストハウス・ホテル
バックパッカー向けのゲストハウスは川沿いかその付近に多い。
川沿いエリア
・Monorom 2 VIP ホテル
・Mekong Sunrise ゲストハウス
・Mekong ホテル
・Speang Thmei ゲストハウス(スピアン・タマイ=ニューブリッジの意)
町のほう
・Phnom Pros ホテル
・Mekong Hotel とレストランの間を市場方面に向かうと右手に1軒
・小さなモニュメントの近くにゲストハウス1軒、大きめの宿1軒
Wi-Fi で選ぶ
Mekong Sunrise、Mekong ホテル、Phnom Pros ホテルで Wi-Fi を確認した。Monorom 2 VIP は見ていないがあるかもしれない。
Mekong Sunrise ゲストハウス
・ファンルームのみ
・1階レストラン
・Wi-Fi (速い)
・5〜7ドル
2012年版のロンプラには載っているところ。2012年の初めにオープンしたゲストハウス。といっても建物自体は古い。フランス人とカンボジア人が経営している。1階はレストランで、見た目ほど高くはなくおいしい。生ビールがあるが高めで1杯1ドル。ビリヤード台がある。中二階のファンルームは5ドル。2階のファンルームは7ドル。どこも共同シャワーで、中二階の部屋の向かいに1つ (水シャワーのみだが、事実上中二階の部屋の住人しか使わないのでプライベート状態)、2階に2つあり、1つがホットシャワー対応。まだ増築中といった感じで、全体的にあまりきれいではない (古い)。が、スタッフが親切なのと朝から晩までレストランが開いていること、5ドルでホットシャワーが使えてWi-Fiも好調なところがおすすめ。
Mekong ホテル
・ファン、エアコン
・レストランなし
・Wi-Fi (電波微妙)
・7〜15ドル
大きくてきれいなホテル。リバービューの部屋が15ドル。裏庭に面した部屋は7ドル〜 (ホットシャワー付き8ドル)。部屋は清潔、トイレもすごくきれい。3階だとWi-Fiはかなり厳しい。2階でもルーターから遠いところ、裏庭側はやや不利。値段を考えればかなりディール。1階のレセプションに飲み物が売っている(2000リエルのものが2500リエルくらいで)。きれいなところに泊まりたい人におすすめ。
Speang Thmei ゲストハウス
・ファンあり、エアコンがあるかは不明。
・併設レストランあり
・Wi-Fi なし
・値段不明 (高くないはず)
Mekong Sunriseよりもきずな橋の方に数件行ったところ。ホットシャワーなし。部屋は見ていないが、建物はあまり新しくない。将来的に Wi-Fi が使えるようになるかも。となりに同名のレストランがあった。
Phnom Pros ホテル
・ファン、エアコン、ホットシャワー?
・レストラン、っぽいものがあったがKTVかもしれない
・Wi-Fiあり
・6〜12ドル
観光地プノム・プロの名前を冠したホテル。市街地のほう、コサマック通りのカンボジア銀行となりにある。フンセン首相の甥が経営しているとのこと。でかいホテルで1階はパーティ会場のようになっている。駐車場には大きな車、ランクルなどが停まっていた。ロンプラには、ホットシャワーがありロビーでネットが使えるとのことだったが、行ったときにはホットシャワーはなく (ファンルームにホットシャワーがないだけ?) Wi-Fiの電波が飛び交っていた。ファンルームでも室内からのネットが可能。部屋はそんなにきれいではなかった。外国人は少ないと思う。
そのほか、数件のゲストハウスを見たがWi-Fiは使えなかったので部屋までは見なかった。選択肢は豊富にあると思って大丈夫。
食事ほか
川沿いにも市場付近にも食べられるところは多い。どこも大きな差はないと思う。
おすすめのクメール料理
気に入ったのが、川沿いにあるクメール料理レストラン。こぎれいな店内は清潔感がある。細長い店舗。料理は2.5〜4ドルくらいとクメール食としては高めだが、丁寧においしく作ってくれるのでバリュー。ここではチャーハンやフライドヌードルを頼まず、普段はあまり食べられないクメール料理を食べた方がいい。おすすめは、タライ・チアン・スワイ・クチャイ(揚げ魚にグリーンマンゴーサラダのようなものを乗せて食べるやつ)。ほかにも魚料理、スープ料理、酸っぱい系など、低予算で旅行をしているとあまり食べる機会のない純クメール料理がおいしく調理されて出てくる。
観光情報
バイタクやトゥクトゥクが周辺を巡るツアーに連れて行ってくれる。1日あたりバイクなら10ドル、トゥクトゥクなら15ドルをみておけば大丈夫。ワットマハーなんとかという寺に行く場合や、英語ぺらぺらでガイドをかねてくれる場合など付加価値が有れば多少あがるかも知れない。
ゴム農園
町から60キロほどだったか、ゴム農園を見ることができる。ゴムの木がびっしり植えられている景色に驚く。実際に、木に斜めの切り込みを入れて樹液を採取しているところが見られる。
近くに精製工場があり、1人2ドルで中を見せてくれる。といってもガイドが説明してくれるわけではない。許可証をもらって勝手に見て回る感じだ。一応、プロセスを説明した英語の看板もあるが、わかるようでよくわからない。午後1〜3時頃にトラックが来て樹液をプールに流し込む作業が見られるらしい。午前中に行ってもその他いろいろの作業を芽にすることが出きる。精製工場はくさいので注意!はっきりいってうんこ臭い。
ワット・ノコー(ル)
11世紀にたてられた大乗仏教のお寺の外郭に、今の上座部仏教のお寺が収まっているというおもしろいところ。過去と現在のフュージョン。名前のノコー(ル)だが、カンボジア語のつづりをアルファベットに変換したとき最後にRの文字がつくために「ノコール」と表記されたり呼ばれたりすることがある。が、カンボジア語ではこの場合のRは発音しないので「ノコー」がより近い発音になる。最後を巻き舌にする必要もない。Rは完全に無視でよい。
クロマーを作る村
コンポンチャムはタケオと並んで織物の名産地。クロマーを作る村がたくさんあるらしい。今回は、フランスのNGO AMICAが関与している村を見学した。高床式の家の下でクロマーをおる様子を見せてくれる。ショップもあって良心的な価格でその村の製品を買うことができる。
チャムモスク
観光地・・・というと失礼だが、カンボジアにはチャム人・チャム族と呼ばれる少数民族がいる。なのでモスクがいくつかある。
もともとチャンパの国の人たちだが、亡国となり離散した。カンボジアのチャム人はムスリム (スンナ派)。宗教以外のところではクメール人とほぼ同じですっかりとけ込んでいる。アイデンティティとしても「カンボジア人」という感じらしい。チャム語も話しているかも知れないが、まずもってクメール語は通じる。英語を話せる人は少ないだろうが、コミュニケーションしてみるのも楽しい発見があるはず。
プノム・プロ、プノム・スライ
男山、女山と訳される小さな2つの山がある。男山にはサルがしこたまいる。お寺は期待以上にきれいでよかった。
ここは山自体よりもここにまつわる昔話の方がおもしろい。詳しくはこのポッドキャストを聞いてほしい。
写真ギャラリーです。
たくさんの写真がみれてうれしいです。りょうさん、ひげがワイルドですね~。めぐちゃんけがの後遺症?!は大丈夫ですか。
こちら沖縄は50年に1度といわれる大型台風が沖縄本島にくるらしいです。ここ宮古島も風が吹いてきています。
ことしは熱の出ないのどがやられる風邪が流行しており、まんまとかかってしまいました。
イルカがいる地域は豊かさの表れみたいです。けっこうむかしは宮古島でも見ることができたそう。ジュゴンなんかも。では、また記事たのしみにしています。